宮崎神社めぐり
MIYAZAKI SHRINE TOUR

住吉神社(宮崎市)

Sumiyoshi Jinja (Miyazaki)

所在地: 宮崎県宮崎市塩路3082

御祭神: 底筒男命、中筒男命、表筒男命

ご利益: 家内安全、開運招福、厄除け

住吉神社は、宮崎県宮崎市塩路にある神社。筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原における伊弉諾尊の禊祓いの際に住吉三神が誕生したという神話に基づき、住吉三神とともに、その禊で生まれた神々をまつる。創建の時期は分かっていないが、何度か場所を移したと考えられている。明治時代には境内が今より広く、1914年までには最寄りの駅から境内まで線路が延び、1929年までは地元の青年会が参拝客を乗せた車を押して運んだという。

みそぎの水から生まれ、海をゆく船を守る三柱の神

神々のはじまりのものがたり 外伝

「海をわたる、船を守る」

黄泉の国から戻った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で身を清めたとき、水の底で身をすすぐと底筒之男命(そこつつのおのみこと)、中ほどでは中筒之男命、水面では上筒之男命が生まれたと『古事記』は伝えます。この三柱が、のちに「住吉の神」としてまつられる神々です。このみそぎでは、ほかにも多くの神々が生まれました。住吉神社には、住吉三神とともに、そのとき生まれた神々がまつられています。

住吉の神は、海と船乗りを守る神として知られています。『古事記』には、神功皇后が海の向こうの国へ渡ろうとしたとき、底筒之男・中筒之男・上筒之男の三柱が教えを告げ、「わが御魂を船の上にまつって海を渡れ」と導いたことが記されています。そのとおりにすると、海の魚が大きいものも小さいものもこぞって船を背負い、追い風に乗って船は波とともに進んだと伝わります。三柱は「墨江(すみのえ)の大神」として、のちにまつられました。

日本中に2,000をこえる住吉神社があることは、日本の暮らしにとって海がどれほど大切だったか、そしてみそぎの神話がどれほど大切にされてきたかを物語っています。宮崎市塩路のこの住吉神社は、いつ建てられたかは分かっていませんが、長い年月のあいだに何度か場所を移したと考えられています。明治時代には境内が今よりかなり広く、1914年までには参拝客のために最寄りの駅から境内まで線路が延ばされました。1929年までは、地元の青年会の人たちがこの線路で、参拝客を乗せた車を押して運んだといいます。

みそぎで生まれた神々の物語は、江田神社(はじまり その二)や小戸神社(その三)でも語られています。みそぎ発祥の地めぐりコースで、あわせて訪ねてみてください。

みそぎ発祥の地めぐり(神話モデルコース)でめぐる

物語は『古事記』の伝承と、観光庁の多言語解説文(住吉神社)をもとに当アプリがまとめたものです。

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